古くは神域として…「南森町」の名称由来をご存知ですか?

梅田から谷町線で一駅、またJRでは大阪天満宮駅がある事で知られる「南森町」。近隣には日本一長い商店街「天神橋筋商店街」をはじめ、上方落語でも有名な「天満天神繁昌亭」を楽しみに多くの人が訪れる街です。

  オフィスビルが建ち並び、梅田、淀屋橋、北浜などのビジネス街へもアクセスしやすいなどビジネス機能が充実しながらも、古くからの文化が残る今昔折衷の魅力的な街とも言えるでしょう。

 しかし、何故「南森町」と言うのか、知らないまま長年この街にお世話になってきたので、改めて調べてみることにしました。

 江戸時代以来「天満」と総称される大きな市街地のほぼ中央に位置する「南森町」は「天満」の一町名でありました。南森町の「森」と言うのは「大阪天満宮」の鎮守の「森」からきているそうで、その森の南側であることから「南森」、北側が「北森」と言われていたようです。

 1910年代頃から電鉄の開業により南森町の名称が使われるようになり、その地名が定着してきました。昭和53年に、北森町やその他近隣の町が編入され、現在の南森町の地名が使われるようになったと言うことです。

今回、大阪天満宮の「鎮守の森」の南側の神域であったことから、古くから栄え、とても歴史深い街であることを知る事がでました。知れば知るほど面白いこの街の事をもっと探求したくなりますね。

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